①全工場に食鳥検査員
法律での定めに基づき、食鳥検査員(獣医師)と、処理羽数に応じた人数の食鳥処理衛生管理者を配置しています。
②3段階の食鳥検査
1)処理工場に搬入された鶏は、ロットごとに区分された生鳥輸送カゴの外側から、食鳥検査員(獣医師)によって生体検査を受けます。
2)脱羽後のと体は、食鳥検査員(獣医師)と食鳥処理衛生管理者により、と体の大きさ、皮膚の色や状態、うっ血などの検査を受けます。
3)内臓を摘出後、内臓の異常・病変の有無等の検査を受けます。
このように厳重な3段階の検査を受けています。
搬入された鶏の検査
内臓の異常・病変の有無等をチェック
①各工場を担当する品質管理員と製品検査
安全な鶏肉をつくるために、3工場それぞれを担当する品質保証課員を配置しています。工場では鶏肉のサンプルを採取し様々な検査をして、異常がないか確認しています。毎月開かれる品質部会議では各工場からの検査結果の情報を全員が共有し、より安全な鶏肉の製造に活用しています。
②厳格な社内基準と点検
安全安心な鶏肉をつくるためには、工場内の衛生対策の徹底が必要です。工場では毎日夜間清掃を行い、高圧洗浄機などを使用して、機械や施設内を徹底洗浄しています。また社内基準を設け、清掃状況が基準値を満たしているか定期的に検査して確認し、効果的な清掃手順の指導を行っています。
①異物混入防止のため、
帽子・白衣・マスク着用
作業に入る前には、入室手順マニュアルに基づいて帽子・作業着・マスクを着用します。工場作業室に入る際には、異物混入防止のため、クリーンローラーを使用し、大きな鏡の前で着衣のチェックをします。
②手洗いの徹底
工場作業室入り口で手を洗浄消毒し、清潔な手袋を着用し、作業に入ります。
③5S活動(整理・整頓・清掃・
清潔・躾)の推進
工場で使用する器具機材も定められた洗浄消毒を行い、清潔に保管します。工場で実施している安全衛生委員会で、定期的に巡回し定められた事項がきちんと守られているかどうか社内監査を行います。また、会社を挙げて5S活動を実施。工場や事務所の環境整備に社員が一丸となって取り組んでいます。
①一貫生産体制
健康な若鶏を生産するためには健康な雛が不可欠です。当社では、ほぼ100%のヒナを自社生産しています。
飼育農場から出荷された鶏は工場で処理・解体し、製品として出荷しています。この一連の流れを自社管理しており、全工程を確認できる体制が整っています。
②農場では毎日、全鶏舎の生育状況、天気などのデータ記録
飼育農場には飼育記録の記入を義務化し、飼育管理者は毎日、生産者農場管理表に鶏の生育状況や気温などを記入し、出荷後、すべての帳票類を本社に提出します。
③生産履歴の帳票類を保管
本社でそれらの帳票類を3年間保管して一括管理をおこなっています。当社では1農場1銘柄飼育を原則としていますので、これらの記録を調べることにより、どこの工場にどの銘柄鶏が何羽出荷されたかまでを把握できるようにしています(トレースバック)。
万が一何か疑問があった際、迅速に答えられる体制が整っています。
農場での記録
本社での帳票類チェック